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デマンド学習会

「いまこそ公共交通の充実を!
    デマンド(乗り合い)タクシー学習会」
             ―千葉市市民会館・特別会議室―
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 千葉市、市原市だけでなく近隣市からの参加もあって、会場いっぱいの90名。
 住民の足となる「デマンドタクシー」への関心は非常に高い!と実感。
 講師は、愛知大学非常勤講師の可児(かに)紀夫さん。(国土交通省に定年まで勤め、その後、岐阜市の総合交通政策室に志願し従事した経緯をお持ちで、地域交通政策づくりに携わり続けている方です。)
 『交通は衣食住とともに人間の存在を支えるもの』『交通は基本的人権ととらえ、交通権を保障することが国・自治体の責務』との考え方にウンウンと納得。交通問題を考える意義に「まちづくりの基盤」だけでなく、「社会的便益をもたらす」や「文化を育む」の文言を示されたことがとても新鮮に感じられ、(人が、地域でいきいきと生活を営むために、絶対に必要で、あきらめてはいけない権利なのだ‼と)勇気づけられました。
 また、岐阜市では「市民交通会議」で政策理念から各地域で何度も何度も話し合い策定したことや、市民参加で交通事業者や行政の職員も一緒に取り組んで、住民の要望する事業計画を確立してきたとの報告は、交通政策に臨む姿勢を問われた気がしました。
 千葉市は、立地適正化計画を先行して策定しており、今後2年間かけて地域交通網形成計画を策定します。(夜の学習会でしたが、市の交通政策課の職員も参加してくださっていたことに励まされました。)地域に喜ばれる地域公共交通の実現に向けて知恵と力を寄せ合いましょう。

by morimayu9 | 2019-09-02 21:37  

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