憲法学習会
2019年 09月 02日
「改憲とその情勢(2019夏)」
―九条の会・千葉地方議員ネット 総会&学習会― 8月24日午後。千葉市生涯学習センターで、第15回総会と憲法学習会が行われました。(「九条の会・ちば地方議員ネット」とは、千葉県内の地方議員等が超党派で「憲法9条を守ろう」と活動している唯一の団体で、現在約130名が名前を連ねています。)総会では2018年度の活動と決算報告、2019年度の事業計画と予算、規約の改正についての提案がされ、承認された後、千葉中央法律事務所の土居太郎弁護士を講師に学習会が行われました。
参議院選挙で改憲勢力3分の2を阻止してもなお、安倍政権はあきらめておらず、国会の中にはN国党及び無所属など改憲に反対していない勢力もある(要注意)。学習会では、自民党改憲4項目①憲法9条改憲 ②緊急事態条項 ③合区解消 ④教育の充実について説明があり、強調されていたのが『緊急事態条項の危険性』。ナチスのヒットラーが用いて、政権を掌握した制度で「本気で改悪しようと思えば達成できてしまう」とのこと!
もう一つ『国民投票法の危険性』についても、「公職選挙法と異なりあまりにも自由すぎる選挙」であり、戸別訪問も当然許され、マスコミも制限なしなど金をかけた方が勝つ。発議から国民投票まで60日~180日しかない。などその危険性について学びました。
学習会の結びに土居先生から「野党共闘のスクラムをより強固にしなければ、あっという間に3分の2に」「自民党改憲草案のような世界にしてはいけない」わかりやすく訴えるために、私は「自衛隊員(及び家族)のためにも憲法改正に反対しよう!」と呼び掛けているとの紹介され、有意義な学習会でした。地域でもこうした学習会の機会など設けて、安倍改憲阻止のためにともに頑張りましょう‼
by morimayu9 | 2019-09-02 16:27