千葉市でも小3までの子どもの医療費助成を
2010年 10月 13日
うかがった真砂公団の集会室には、就園前のお子さんとお母さん6~7組と、リズムスタッフのみなさんがいて、この日は秋休みでお休みの小学生のお子さんも一緒でした。
「小学校に上がると、医療費がいきなり上がるって感じ」
「200円から3割負担だもんね」
「200円で済むうちは、子どもの様子がおかしい時に、すぐお医者さんに行ける」
「ほんとはいけないんだけど、就学前の下の子の塗り薬を上の子に使ったりしちゃうとか」
「あと、幼稚園にいる間に、もらえる薬は多めにもらっちゃう」
<窓口負担200円>
「200円の窓口負担は、以前の還付式に比べたら全然いいんだけど、会計が終わるまで具合のわるい子を待たせるのがね」
「小児科っていつでも混んでるもんね」
「診察が終わってすぐ帰れたらいいよね」
<中学校までの入院費を10月から助成>
「子どもが10日間入院したときに、請求書を見てびっくりした」
「うちの子は、まだちっちゃかったから支払いは200円だけで済んだんだけど」
「いったん窓口でうん万円も払うとなったら、とても無理だよね」
<就学前、小学校*年生までの区切り>
「同じ学年でも4月生まれの子と、3月生まれの子でずいぶん開きがあるでしょ」
「年齢の区切りじゃなくて、学年での区切りだと不公平って言う意見もあるみたい」
子どもが病気になったときに、医療費の心配をせずにお医者さんにかかれることは、子育て中の世帯に対するおおきな支援であることをあらためて感じました。
小学校に入学するといきなり上がる医療費の負担、本当は通院が必要だけれども、受診を控えている実態、そしてお母さんたちのつらい気持ちも伝わってきました。
また、200円の負担があるために、支払いが済むまで混んでいるお医者さんで、子どもを連れたまま待たなければならないことなどもわかりました。
先進自治体では中学校卒業どころか、18歳まで助成しているところもあります。
「12月から千葉県で実施する小学校3年生までの医療費助成にあわせて、千葉市でも小3までは拡充してもらいたい」という思いは当然です。
子どもの命と健康を守り、子育てを応援する施策として、千葉市でも小3までの医療費助成を実施するようひきつづき頑張ります。
by morimayu9 | 2010-10-13 16:59 | かけある記